
樹齢1000年以上と推定され、幹周り約14m、高さ30m、枝張り南北38m東西42m寺社所有で日本一の巨木である。昭和23年(1948)国の天然記念物に指定され、「大阪みどりの百選」にも選ばれている。
この地は「蟻無宮」の境内で、砂を持ち帰り庭に撒くと蟻が退散したとの伝承がある。春にはアオバズクが子育てをする姿が見られる。けやき資料館が併設され、レンタサイクルとして電動アシスト自転車が1日500円で利用できる。(トイレ・駐車場あり)
■大けやきのアオバズク
アオバズクは渡り鳥である。能勢町内のあちらこちらに飛来しているが、この大けやきにも春にやってきて、子育てをし、成長すると飛び立っていく。この時期には観察のためのカメラマンたちが大けやきを取り巻いている。