2016/3/8
真如寺

能勢氏中興の祖、能勢頼次公は、関ヶ原の戦いの後、旧領地に復すると、日乾上人(後、身延山21世)を招いて真如寺の開山とし自ら開基となる。檀信徒による身延山参詣の困難を憂いて、宗祖日蓮上人の御真骨を分置し「関西身延」として宗祖棲神の霊山とした。
昭和45年(1970)に指定された府有形文化財の銅鐘と平成23年(2011)に指定された能勢家古文書がある。

【大阪府指定文化財】銅鐘
元応元年(1319)に鋳成されたが、元は山城国勝龍寺のものである。この鐘には鋳成の由来とともに、梵字真言陀羅尼28種が刻まれ、それぞれの漢字で示されている。明治23年(1890)に真如寺の所有となった。

【大阪府指定文化財】能勢家文書
能勢氏が鎌倉時代から戦国時代にかけて幕府から受け取った文書2巻43通と系図1巻からなる武家文書群である。文書からは、能勢氏が鎌倉時代以来、一貫して武家方であり、時の将軍家より文書を直接賜るほどの格の高い家であったことをうかがい知ることができる。

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